看護留学と医療費

今回はアメリカの医療費について書きます。2005年当時のアメリカ留学でも医療費は高いとどの旅行書でも述べてありました。では現在はどうですかと言うと歯止めなしの医療費高騰が続いています。一般的な民間健康保険証でまず25ドル(3000円位)をクリニックで最初に払い後の請求額は治療の後に決まります。専門医では50ドル(7000円位)が一般的です。日本の医療費と比べると圧倒的に高いのです。これはアメリカの物価にも言えることなのです。その分、労働者の給料も日本より高いのです。私の看護師給料は日本時代の2倍はあるのですが、出費がかさみ裕福とは程遠い生活で中流階級以下の人々もまあ私と同じ位の思いでしょう。日本の場合ある医療処置の’費用は全国均一ですが、アメリカの場合は違います。州によって違いがあり、また都会にいくほど高くなります。自由競争世界なのでしょう。アメリカ政府が医療費基準くらいは出しているのでしょうが、それを受け入れるのは各州の判断になります。そして医療費の最終決定は病院などの医療機関と民間の保険会社になります。ただ貧困層や老人医療はアメリカ政府のメデイケアやメディケイドを全州が採用しています(連邦政府が負担するから)。さて病院は職員に相当な給料を上げなければならず、日本に比べると麻酔看護師や看護プラクテイショナーなど専門化職が多くたくさんお金を稼いでいます。保険会社も1つの治療費を上げると彼らの利益も上がるのでしょう。人々の健康を守ると言うよりは金銭利益がまず前提に存在していますね。2年前私がコロナ感染でER(救急科)にいってかかった費用は約1000ドル(10万円)私はその病院の職員でしたので半額ですみました。看護プラクテイショナーの診察と胸部レントゲンと抗生物質点滴を主に受けました。その後レントゲンの分析費用が院外の会社から請求がきて驚いたのはナースプラクテーショナーの診察の請求が病院とクリニックの両方から来たことでした。コロナは治癒しましたが、私の精神的ダメージはかなりのものでした。では。

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