今回もアメリカ留学から少し離れて現在の仕事について書きます。今週は波のある勤務でしたというのは、患者さんの数が多かったり少なかったりしたので、忙しい日と暇な日がありました。ニューメキシコ州のロズウェル市のイースタンニューメキシコメディカルセンターは小さな町の主要病院です。私は日帰り手術センターに勤めて8年目で、仕事内容はわかっているつもりですが、患者さんは日々違うので、良い患者と悪い患者さんに出くわします。いろんなパターンの困難があるのですが、あえて二つあげると、一つ目は世間話でしょう。アメリカ人たちは世間話が大好きでたわいない話を永遠としますが、私は日本でも無口な看護師で世間話は苦手でやる処置が終わるとすぐ患者を退院させるのですが、彼らの中にはそれが不満であるような表情になる事があります。そして私の満足感も半減するのです。二つ目は患者さんの中には、私のアジア系の顔を見ただけで絶望感の表情になることがあります。たぶん私は英語が話せないとか何も治療について知らないと思いこむのでしょう。それは全くあたってないとは言えませんが、アメリカ看護師達はどうでしょうか?薬を病院からくすねたり、感情丸出しで怒鳴り首になった職員を多く知っています。表向き良く人当たりの良い看護師は私の周りにたくさんいますけど、まあ私に何か不適切があれば、影で噂して話しに花を咲かせるような人達がほとんどなのです。看護部長もその種の人間なのでなにも相談する事はできません。ですから日々の勤務では常に平静を装いミスのないようにすることをモットーにはたらいています。日本でも同じでしょうが、日本の看護師達の方が、ミスが起こる前にガミガミと注意しがちで、こちらの看護師達は知らん顔を私にしますね。では。

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