さて今回は私の勤める病院の売店での話しです。日本では病院の売店に限らずどこの店でも店員さんは礼儀正しい人達がほとんどですよね。その売店職員は病院のイメージも作っているという考えを持つ人が多いと思います。アメリカはというとその反対といっていいと思います。病院のイメージなどどこ吹く風で笑顔などなくムスッと会計をこなし、ありがとうの一言もなしという職員によく遭遇します。しかし彼らまたは彼女らは人を見て対応を変えています。私のようなアジア系ではなく、アメリカ人的な人達には笑顔で対応なのです。私の勤める病院の売店や食堂でも似たような出来事がありました。私がレジに行き会計を済ませようとすると、昼食を邪魔された職員は私のクレジットカードを乱暴に奪い会計を済ませるのでした。そこで私も文句のひとつでも言えばよいのですが、争いを避ける傾向の私は何も言わずにもうこの売店には行かないぞと誓ったのでした。これは私の性格でこの国ではなめられてしまい、相手にしてやったりと思わせてしまいます。日本ではどうでしょうか? あの人は人間が出来た人だと言う人も居るかもしれません。ここアメリカ社会で大事なのはそういう矛盾したことをしっかりと相手に伝えるという事が大事なのです。私もそれを理解しているのですが、いざ相手に文句を話すというのは簡単な事ではないのです。しかしあまりに無神経で自分中心の人達には、声をだして相手に伝えるのは非常に大事ですね。さて私はその売店に金曜日だけは行きます。なぜなら人当たりのよい職員たちが働いているのです。しかしある金曜日にいったら、その人達は休みで例の無愛想職員らが居るではありませんか。私は何事もなかったかのように顔を装いその場を去るのでした。馬鹿馬鹿しい事ですが、悲しいかなそんな事は売店に限らず、私はたくさんここで経験します。では。

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