アメリカ看護今週の動き：ＥＲ（救急救命科）

先週は体調が優れず投稿は休みました。と言うのは先々週の半ばに私は勤める病院のＥＲに患者として治療を受けたのでした。その日は仕事を終えてアパートに戻り、夕食をとりくつろいだ後、私は立ち上がり歯を磨こうと洗面室にいくと頭がフラフラするではありませんか。このまま立ち続けると気を失いそうな勢いの眩暈なのでリビング室に戻り横になりました。しかしこの強い眩暈は続き座るとまた気を失いそうな勢いです。その後吐き気も加わり、四肢に力が入りません。私は脳梗塞になっているのではないかと疑い始め、病院にいって診察を受けるべきだと思いはじめました。一人暮らしの私には車運転は無理そうで救急車を呼ぶしか手はないようでしたが、約３０分後には座ってもフラフラはするものの、気絶するような感覚は失せていたので、私は車に乗り１０分の運転後勤めている病院のＥＲに夜７時に到着しました。待合室はがらんとしており、受付後すぐ事情を説明して、治療部屋に案内されました。３年前くらいにコロナ感染で訪れて以来です。ドクターは四肢の痺れや会話能力など確認後、脳梗塞ではなく脱水だろうと言ってましたが胸部レントゲンと頭部ＣＴと血液検査を受け、私は生食水の点滴を受けていました。深夜零時にはまた新しい生食液の点滴を受け、少しずつ眩暈が良くなっていくのを確認できました。私はアパートに戻れそうな気分でしたが、そこはＥＲなので、生死さまよう患者が何人か運びこまれ、私の退院は後回しにされました。深夜３時くらいに看護助手が私の部屋に来て、検査結果はすべて陰性で返ってよいとの事で無事退院しました。そういえば日本に住んでいた頃にも、同じ症状があったなと今思い出しています。頭部ＣＴも異常なく先生は内耳の異常で頭が回るような感じがあるのでしょうと言っておりました。治療は必要なく私はその後普通に生活していました。今考えるとどうもストレスや仕事量が増したりするとどうもその症状がでるようです。でも何事もなく今回はやり過ごす事ができましたが、そのＥＲの治療費がどのくらいなのか、私の頭を悩ませ始めています。次回はそれについて書きます。