前回は私のER受診について書きましたが、今回はその受診料金について書きます。私の民間健康保険は私の勤める病院によって私が購入した保険でその病院のシステムで管理されています。私のメールを開くとそのシステムが救急救命科の受診料金を教えてくれました。なんと保険なしの計算で約25000ドル(300万円)で、保険を考慮に入れると私の負担金は1200ドル(15万円)位でした。早速私の勤める病院なので、会計係りの職員にその話をすると、職員である私その料金が割安になると告げられ、結局150ドル(2万円)くらいで済みました。私がその病院の職員でなければ、その1200ドルを払う事になったでしょう。その150ドルはコペイ(COPAY)と言われアメリカではその保険証に書かれているように、一般医で5千円、専門医で1万円、そして救急科で2万円くらいを診察前に払う必要があります。私は少しその150ドルの支払いのみで安堵しましたが、さすがアメリカ医療費はそれだけでは終わりません。ERのドクターはその病院に属するのではなく他の組織から派遣されているので、その診察料金は別途にかかると言われました。後日メールでその料金は約600ドル(9万円)で私の保険によって負担額は250ドル(3万円)と知りました。まだそれで終わりません。胸部レントゲンと頭部CTの画像診断は病院外部の会社で行われたので、その料金は別途にかかるとの事。以前の経験によると、一つの画像診断は約50ドル(7千円)だったので、今回は100ドル(1万5千円)位でしょうか?しかしそれを知らされるまでは私は安心できません。医療は人を癒す為だと思うのですが、アメリカは違います。日本の医療がうらやましいのです。

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